パン屋で買う派のこだわり
私はパンが好きです。
特に、チェーン店ではなく個人で営むパン屋さんのパンに惹かれます。
中でも「自家製の天然酵母パン」なんて書いてあると、もうそれだけでテンションが上がってしまうタイプ(笑)
一番好きなのは、なんといっても香り。
天然酵母のパンって、食べる前からすでに「においが美味しい」んですよね。
パン屋さんって、“手間のかけ方”が桁違い。酵母から仕込んで、フィリングもオリジナル。
どれも市販品にはない個性的な味わいで、「これが食べたい!」って思わせてくれる魅力があります。
それに、パン屋さんってあの空間自体がもうご褒美。

おいしい香りが漂うなかで、トング片手に「どれにしようかな〜」と悩む時間。
あれ、たぶん脳内でドーパミン出てます(笑)
もしかしたら、「パン屋でパンを選ぶひととき」が好きって人も多いかもしれませんね。
でも、パン屋って行けないときあるよね?
パンが好きだからって、いつでもパン屋さんに行けるとは限らない。
私の場合、好きなパン屋さんがはっきり決まっていて、例えば閉店してしまった「ハールモアチェ(山形市)」、そして週に2日だけ営業・実質2時間勝負の「ぐらぱん(山形市)」。
…そう、買いたくてもやってないんです。
パン屋さんって、時間的にも距離的にも手間がかかる。
しかも平日働いている人にとっては、「仕事帰りに寄ろう」って思っても、閉まってることが多い。
なんなら「パン屋に行くためのスケジューリング」が必要なレベル。
これ、地味にハードル高いんですよね。
“超熟”と市販パンの底力
そんなある日。
どうしてもパンが食べたい。でもパン屋は開いてない。
買い物がてら立ち寄ったスーパーで、ふと目に入ったのが「超熟」。

レジ横で静かに存在感を放っていたその袋を、ちょっと高台から飛び降りるような気持ちで手に取りました。
それまでの私は、「市販のパンは買わない!」と決めていたパン屋信者。
だからこそ、この一歩はなかなか大きかったんです。
でも…食べてみて驚きました。
「え、普通に美味しいじゃん…!」
ふわふわで、香ばしくて、なんならトーストしたときの香りも最高。
企業努力ここに極まれり。敷島製パンさん、本当にすごいです。
食パンはアレンジも自由自在。自分の好きなスプレッドやジャムを常備しておけば、気軽に安価で、好みのパンが食べられるのがうれしいポイント。
そこから、私の“市販パンライフ”がゆるやかに始まりました。
「ダブルソフト」も「ランチパック」(ヤマザキ)も、「え、こんなに完成度高いの!?」って衝撃の連続。
実は私は子どものころはパンが嫌いで食べず、大学生のころにパン屋でバイトしたことをきっかけに食べるようになりました。市販のパンをあまり食べずに生きてきたんですよね。そんな私には「こんなに美味しいものが手軽に安く買えるなんて」と、一層衝撃的でした。
市販パンって、味だけじゃなく、手に入れやすさ・手軽さという点で生活に寄り添ってくれる存在なんだなと実感しました。
今では『パン屋さんで買ったほうがいいかな』なんて悩むこともなく、ポンポン買い物カゴに入れてます。
“妥協”じゃなく、“使い分け”という考え方
パン屋さんにはパン屋さんの魅力がある。
「焼きたてを提供している」という点で、それはもう疑いようもない。
でも、「超熟」や「ランチパック」などの市販のパンには、「日常を支える強さ」がある。
スーパーでもコンビニでも、いつでも買える。24時間営業の店なら、真夜中だって手に入る。
忙しい朝のために、とりあえず手に取るパンがあれば楽だけど、『パン屋まで行くのはちょっとな…』ってとき、コンビニの棚にパンが並んでいるのを見ると、本当にありがたいって思います。
現代の食生活の救世主って言ってもおおげさじゃないですよね。
市販のパンを買うことは“妥協”じゃなくて、“生活の知恵”と言えそうです。
まとめ:パンへの愛は、“こだわり”だけじゃない
昔は「絶対パン屋のパンじゃなきゃ!」って思ってたけど、
忙しい日や疲れているときに、市販のパンがそっと支えてくれる感じも、今ではすごくありがたいなって思ってます。
みなさんは、どんなところでパンを買っていますか?
「自分にとってのパン」ってなんだろう…そんなことをふと思った人は、ぜひコメントで教えてくださいね🍞✨
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