🍛 カレーは飲み物って誰が言った?なぜ広まった?

食べながら考える
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※この記事は「飲むように食べること」を推奨するものではありません。
誤飲や窒息などのリスクがある食べ方ですので、絶対にマネしないでください🙅‍♀️


カレーライスは飲み物「カレーは飲み物」という言葉、聞いたことがある人も多いと思います。
一見ギャグのようでいてギャグのようではなく、本当に噛まずに飲むようにして食べる人から広まったフレーズなんです。


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🧓誰が最初に言った? ウガンダ・トラさんの元ネタ

このフレーズを最初に話していた人(元祖)は、ウガンダ・トラさんというタレントの方です。
Wikipediaによれば「幼少期から噛まずに食べていた」「若い頃は3秒で飲み干すこともあった」とのこと。彼にとっては「噛まずに食べる=普通」だったのですね。
当初は「カレーはのどごし」と言っていたそうですが、徐々に「カレーライスは飲み物です」という言葉に集約されたんだとか。

このフレーズを石塚英彦さんや内山信二さんらがテレビで発言し、広く知られるようになったそうです。


🥄「カレーは飲み物です」というので飲んでみた(真似しないでください)

当然ながら、カレーライスは噛んで食べるものです。具材も入っているし、お米はお粥でないかぎり丸呑みなんてまずしません。

ただ、「のどごし」ってどんな感じなんだろう…?という興味本位で、私もある日チャレンジしてみました。
※これは危険なので絶対にマネしないでください!!

具を抜いて、ルーをしっかり絡めたサラサラご飯をスプーンで口に運び……ごくり。

……おいしい!!!

なんとも不思議な感覚で、噛んで食べたときと味が全然違うんです。
子どものころから慣れ親しんできたカレーライスなのに、こんな食べ方があるなんて…と、ちょっと驚きでした。

たぶん「のどごし」というのは、ルー単体ではなく、米が絡むからこそ感じられるものなんだと感じました。

茶碗にもられた白米をカレー用のスプーンですくう様子
ごはんの一粒一粒が“のどごし”をつくる。

噛んで食べると、粒がバラけちゃって感じないけど、飲むと粒感がそのまま喉を通る──そういうことなのかもしれません。


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⚠リスクは本気で高い

「カレーは飲み物で死ぬ」は冗談ではありません。

ウガンダ・トラさんはその鯨飲馬食が祟って55歳で急性呼吸不全により亡くなっており、肝臓病・糖尿病・心臓病・脳梗塞などの健康リスクも指摘されていました。

さらに、2002年には愛知県の中学校で、当時流行っていた早食いチャレンジを真似した男子学生が、給食のパンを喉に詰まらせて窒息死するという痛ましい事件も起きています。


🏋️‍♀️じゃあ大食いファイターの食べ方ってどうなの?

「飲むように食べる」と聞いて思い浮かぶのは、大食いYouTuberたちの早食いチャレンジ。
「5キロ30分完食で賞金!」なんてメニューに挑む彼らは、時間との戦いの中で、一口噛んでゴクリ!という場面も多く見られます。

でもあれは、嚥下力を鍛えたプロの技術があってこそ。一般人の私たちが日常でやるべき食べ方ではありません。

実際、大食いの方々も「これはチャレンジだから、ほんとはゆっくり味わいたかった」と発言することがあります。やっぱり、ゆっくり噛んで食べるほうが、料理の味わいも深いってことなんでしょうね。


🍛まとめ:カレーは飲み物(飲んでいいとは言ってない)

今回は、「カレーライスは飲み物」というフレーズの意味や元祖と、それにまつわる体験談を紹介しました。何度でも言いますがこの食べ方、まったく推奨しません(しつこくてスミマセン)。

消化に悪く誤飲のリスクも高いのは言わずもがな、作り手のお店やメーカー側が提供したいのは、「普通に噛んで食べたときの味」だと思うのです。作り手の意図を汲むという意味でも、やはり噛んで食べるのに越したことはありませんね。

あなたは、カレーライスをどうやって食べてますか?
「うちはこうしてるよ!」なんてこだわりがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね🍛✨

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※この内容はあくまで私個人の体験と考察に基づいたものです。体に負担のある食べ方や危険な行為は決して推奨しておらず、万一、この記事を参考にして行った行動によって不利益や事故が生じた場合でも、当サイト運営者は一切の責任を負いかねます。どうかご理解のほど、よろしくお願いします。


📒この記事を書くにあたって、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「ウガンダ・トラ」のページを参考にしました。

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